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tips ファイルを指定して実行からよく見るサイトを開く

仕事やプライベートで自分がよく見るサイトを開くのが面倒と感じてしまうことはありませんか?今日はそんな面倒が少しだけ解消される方法をお伝えしたいと思います。

Windowsボタンを押しながらRボタンを押すと「ファイル名を指定して実行」という画面が表示されます。

以下のような画面です。

以下に示した作業を行うと、ここで、自分が割り当てたコマンドを入力するだけでとサイトが起動されるようになります。

ショートカットフォルダ作成

まずは、ショートカット実行用の任意のファイルを格納するフォルダを作成します。
例えば、Cドライブ直下に「shortcut」というフォルダを作成します。

次に、環境変数のpath変数に対して、このフォルダのパスを設定します。
ウィンドウズメニューの設定を開き、入力欄に「環境変数」を打ち込むとでてくる「環境変数を編集」を選択します。

ユーザーの環境変数から「Path」を選択しして編集ボタンを選択します。

つぎに、環境環境変数名に上記で作成したパスを設定します。

起動スクリプト作成

続いて、任意のフォルダに以下の内容でvbscriptを作成してください。

4行目の「C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe」には、ご自分の端末にインストールされているブラウザのexeファイルパスを設定し それにそれに続く URLにお好きなサイトのURLを入力して保存してください。

Option Explicit
dim ws
Set ws = CreateObject("WScript.Shell")
ws.Run("""C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe "" https://news.yahoo.co.jp/")

サンプルではファイル名を「yahoo.news.vbs」として保存しています。ファイルの格納場所は任意ですが「C:\shortcut」としています。

スクリプトのショートカットを作成

最後に作成したvbscriptのショートカットを「C:\shortcut」フォルダに格納して完成です。
ショートカットのファイル名は短くて覚えやすいものにしてください。サンプルでは「yn」としています。

実行してみる

ここまでの作業を終えたら、冒頭で説明した「ファイル名を指定して実行」画面を開いてください。
Windowsボタンを押しながらRボタンを押す開きます。

作成したショートカットファイル名「yn」を入力して、OKボタンを選択すると指定されたページが開かれます。

以上です。

vbscriptファイルを複数作成して設定するURLを変えていろいろなサイトを起動するショートカットを作成すれば、コマンドを叩くだけで様々なサイトを開くことができるようになります。

また、サイトを開く事以外にも指定するexeファイルを切り替えればブラウザ以外のソフトも起動する事ができ、とても応用が利くテクニックです。

皆さまの一助となれば幸いです。

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